開催実績
【WS】みんなでつくるくちビル競技 with パーキンソン
パーキンソン病に特化したくちビルディング競技の開発をするために、患者さんや医療専門家と一緒に競技を考えるワークショップを2回にわたって開催しました。
今回は「パーキンソン病患者の抱える摂食嚥下(食べる・飲み込む)機能の課題」をテーマに、この課題を専門とされる言語聴覚士の中山さんと、パーキンソン病患者でもありボイストレーナーの長谷川さんに、摂食嚥下機能について解説してもらいながら、患者さんが抱える課題の整理をしました。
実際にパーキンソン病患者の方にもお越しいただき、日常生活で困っていることを中心に「リアルな声」を聞くことができました。整理された課題をもとに、次回の”競技アイデアブレスト編”に臨みます!
2回目のワークショップでは、前回まとめた「PD患者が抱える課題」を元に、「くちビル競技」をどんどん発想していきました。今回は、「画伯」こと渡辺さんの創造的なイラストの連発に、私達の想像力もかき立てられ、おもしろい競技アイデアが生まれましたよー!
短期集中で、エネルギーを一気に発揮してくださり、最後はやりきった表情と疲労感が垣間みえる参加者のみなさん。ワークショップを終えた後に、PD当事者の方が『楽しかったー!』と満足そうな表情で浮かべていたのが、とても印象的でした!
このワークショップで得たものは、アイデアで終わらせるのではなく、パーキンソン病の方に使っていただける形にブラッシュアップしていきます。全2回を通してご協力いただいた「PDcafe」メンバーのみなさん、本当にありがとうございました!
主催:一般社団法人グッドネイバーズカンパニー、合同会社Smile Space
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